愛車の足まわりをリフレッシュしたいアバルト595オーナーに車高調サスペンションがオススメ!
TEZZO CARS/インプレッション/サービスファクトリー/製品・開発物語
2023.05.24
アバルト 595は2013年にデビューしているので走行距離が伸びているクルマがあり、そろそろ足まわりを刷新したほうがいい個体が数多く見受けられます。
TEZZOでは2種類の車高調サスペンションを提案しており、アバルト 595ユーザーの乗り方(使い方)や予算に応じた製品チョイスが可能となっています。
アバルト595 TEZZO全長調整式車高調フルキットサスペンション
販売価格: 407,000円(税込)
まず紹介するのは、アバルト595の特性を活かしたフルキットサスペンションです。フロントは全長調整式車高調を採用し、リヤにはスペースがないアバルト595のハンデをクリアするために別タンク式車高調を採用しています。
乗り心地と走行性能を両立させたサスペンションに仕上がっているので、595特有のポンポン跳ねる感じがない、速度を上げれば上げるほどフラットライドになる、足まわりがちゃんと動くので段差を乗り越えても路面からのドスンという突き上げがない、車体の構造上リヤサスのストローク量が少ないが乗り心地がいい、といった印象となります。
【スペック】
☆フロント
・全長調整式車高調、高圧ガス(N2)封入式
・フロント:単筒式倒立
・減衰力調整段数・・・20段調整
・ピストン径・・・φ36
・シリンダー材質・・・鉄(STKM材)
・ダンパーフリュード・・・FUCHS(フックス)社製ダンパーフリュード
・表面処理・・・シリンダー:ニッケルメッキ(シルバー)
ブラケット:カチオン電着塗装(黒)
アルミ部品:有色アルマイト(赤)
・車高ダウン量・・・FRONT 純正 〜 -35mm
(車高ダウン量は個体差によって異なる場合があります)
☆リヤ
・別タンク式車高調、低圧ガスモノチューブ構造
・40φ大径アルミピストン、異径多段積層バルブ
・減衰力40段調整(特殊形状ニードルバルブ使用)
・別タンク(40φ大径アルミフリーピストン使用)
・スチールケース(電着塗料メッキ処理)
・減衰力変更可能
そして、こちらも注目のアイテムです。
アバルト595 TEZZO全長調整式車高調サスペンション
販売価格: 264,000円(税込)
フロントは、全長調整式のサスペンションを採用。リヤをノーマルショック&ローダウンスプリングの組み合わせで設定し、重量のあるフロントの収束性をダンパーで上げつつ、軽量なリヤはしっとりとした乗り心地になっています。
リヤスプリングに装着されたTEZZOオリジナルのライズアップラバーライザー効果により、コツコツ感も改善され、街中での乗り心地を重視した仕様です。また、リヤサスペンションがしなやかに動くので、アバルト595の過敏な挙動(リバースしてオーバーステアが出る現象)を抑えるようになっています。
さらに、フロントは全長調整式により、微妙なアジャストによる前下りルックも可能。車高を下げたいが、乗り心地は犠牲にしたくないというユーザーにオススメです。
文&写真:高桑秀典