アルファロメオ 4Cの人気が再燃

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2021.04.23

アルファロメオの4Cおよび4Cスパイダーは、同社が長い歴史の中で培ってきた軽量設計思想を、最先端の技術を駆使して具現化したピュア・ライトウェイト・スポーツカーです。

車体をカーボンファイバー製バスタブ型モノコック、低密度SMC外板、アルミ製サブフレームといった軽量素材で構成し、その車両重量はわずか1050kg(4Cスパイダーで1060kg)を実現。最高出力240psを発生する4気筒1750cc直噴ターボエンジンを搭載して、0-100km/h発進加速が4.5秒(欧州仕様参考値)という圧倒的な動力性能を誇っています。

そんな4C/4Cスパイダーは2014年の発売以来、セグメントで唯一無二ともいえる高い運動性能と、Tipo33/2 Stradaleを原点とした、その優美で官能的なスタイリングで数多くのファンを魅了してきましたが、2020年4月30日まで注文を受け付け、同年内に生産終了となりました。

ということで、4C/4Cスパイダーもディスコンになったことで人気が再燃しており、新車およびユーズドカーの価格が高値に推移する傾向となっています。欲しいと思っている方は、コンディションのいいクルマが流通しているうちにゲットしておくのが得策でしょう。

さて、TEZZOでは、2015年にアルファロメオ 4Cのデモカーを初めて導入しました。このときは【4C LXY-S(ラグジュアリー-スポーツ)開発プロジェクト】と題し、TEZZOコンプリートカーの開発をスタートさせました。開発テーマとして掲げたのが、“普段のライフスタイルにスポーツカーを”というテーマで、4Cのように燃費がよく、2ペダルで気軽に乗れて、コンパクトで乗り回しやすいクルマを週末だけサーキットやワインディングで走り、平日はガレージで眠らせておくのでは非常にモッタイナイと考えたわけです。

それと並行して、4Cのポテンシャルをさらに引き出し、新しいパーツの開発につなげることを目的として『アルファロメオ TEZZO 4C RT1(ラジアルタイヤ最速プロジェクト)』を展開。アルファロメオチャレンジをはじめとするレースやタイムアタック競技にデモカーで参戦しています。これは、サーキットという場で4Cの素性を見極めつつ、ただ単に速さを追求するのではなく、車検適合、市販ラジアル装着車として最速を目指すというプロジェクトです。

TEZZO 4C RT1のカスタムはTEZZO BASE Race&Serviceが手がけており、TEZZOのデモカーでレースに参戦することで指標(参考)となる4Cを作り、あえてラジアルタイヤ(走りはじめの冷間時からグリップするので、TEZZOではアマチュアレーサーにラジアルタイヤでのレース参戦を積極的にオススメしています)でレースやタイムアタック競技に臨んでいるわけです。

4Cを普段も楽しめるスポーツカーに仕立てた実績を活かし、デモカーの2019年モデルは2015年仕様をベースに各部をリセッティングしています。分かりやすく説明すると、ラジアルタイヤを履いたナンバー付きの車両でありながらもサーキットを好タイムをマークできるクルマとなっているので、是非、試乗し、ご自分の運転でTEZZO 4C RT1の優れたドライバビリティを体感してみてください。

そして、ご自分の4C/4CスパイダーをTEZZOにて最適化してみるとオモシロイと思います。

写真:関根健司
文&写真:高桑秀典