124スパイダーと4Cにはレーシングギアもオススメ

TEZZO CARSインプレッション製品・開発物語
2021.07.23

独自の軽量設計思想が最先端の技術を駆使して具現化されたピュア・ライトウェイト・スポーツカーのアルファロメオの4Cおよび4Cスパイダーは、2014年の発売以来、Tipo33/2 Stradaleを原点とした、その優美で官能的なスタイリングとセグメント内で唯一無二だといえる高い運動性能で数多くのファンを魅了してきました。

ND型マツダ・ロードスターをベースとして造られたオープンスポーツモデルのアバルト124スパイダーは、フロントにパワフルなターボエンジンを積んでいる後輪駆動車ということで、走って楽しいFRスポーツカーです。

この2台、フルノーマルのままでも痛快な走りを楽しめますが、両モデルとも純正シートのサイドサポート部が弱く、スポーツ走行時に横Gがかかるとドライバーの腰がズレてしまい、安定したドライビングポジションを保持するのが難しいといえます。ステアリングホイールが身体の中心線から外れてしまうので、正確な運転を継続できず、また筋肉にも無理な負担がかかります。

そこで純正シートの交換を試みるユーザーが多いわけですが、アフターマーケットに流通しているシートを装着すると、座面が高くなってしまったり、左右がズレてしまったり、シートを寝かすとスライド量が短くなり足がつまってしまったりして、理想的なドライビングポジションをとれませんでした。

TEZZOでは、この問題を解消し、アバルト124スパイダーおよびアルファロメオ4Cの理想的なドライビングポジションの実現を目指して専用バケットシートキットを開発し、リリースしています。車検適合シートレールやサブクッションなどを含めたオリジナルキットで、3点式標準ベルトもそのまま装着可能です。

そして、アバルト124スパイダーはオープンモデルなので、サーキットによっては走行できないなど、ルーフが無いことがネガティブな要素となっています。そこで、TEZZOではアバルト124スパイダーでスポーツ走行を楽しむ際に必要な安全装備のひとつとなる6点式ロールバーもリリースしています。装着することで、万が一の際の安全性が向上し、絶対的な安心感を得ることができます。もちろん、実益もあり、6点式ロールバーを装着することでクルマがよりしっかりするので、コーナリング時などにクルマがスッと動くまでの時間が早くなります。

ということで、安全性の向上だけでなく、ボディ補強の効果も得ることができ、それがいい方向に働くといえます。ステアリングの応答がシャープになり、足まわりがさらにしっかりした感じになるといえるでしょう。塗色がレッドなので、スパルタンな印象が薄れ、イタリア車的な雰囲気を増幅させる効果もあり、公道での使用にも馴染みます。

専用バケットシートキットと6点式ロールバーを装備することで、スポーツ走行のみならずサーキット走行も楽しめるようになるので、愛車で本格的に走りたいオーナーにもオススメです。

TEZZOアバルト124スパイダー専用バケットシートキット

販売価格: 176,000円(税込)

TEZZO 4C専用バケットシートキット for アルファロメオ4C

販売価格: 176,000円(税込)

【TEZZO BASE施工限定】TEZZO RT1 6点式ロールバー for アバルト124スパイダー

販売価格: 324,500円(税込)

文:高桑秀典