ALFA ROMEO CHALLENGE 2021/ABARTH CHALLENGE 2021 Kanto Rd.4 & Tohoku Rd.3にアバルト TEZZO 595 RT1(シリーズ4)が参戦

TEZZO CARSイベント・オーナーサービスファクトリーチャレンジプロジェクトニュース
2021.08.31

去る8月29日(日)に筑波サーキット・コース2000で開催された「ABARTH CHALLENGE/ABARTH CHALLENGE 2021 Kanto Rd.4 &Tohoku Rd.3」に、アバルト TEZZO 595 RT1(シリーズ4)が参戦しました。

TEZZOではアバルト TEZZO 595 RT1(シリーズ4)の足まわりを最適化する際に、前後のバランスをとりつつ、リアをしっかり接地させ、誰もが安心してアクセルを踏めるようなセッティングにすることでタイムアップにつながるようにしています。

既報のとおり、昨シーズンのアルファロメオチャレンジには、アルファロメオ TEZZO 4C RT1(ラジアルタイヤを履き、車検対応の公道仕様のクルマ)でエントリー。2020関東シリーズ/4勝で、SRクラスのランキング1位を獲得。今シーズンは、TEZZOとして、まず、速く走る前にとにかく安全第一というコンセプトを掲げ、車両重量が重くなることを承知の上でアバルト TEZZO 124 RT1に6点式ロールバーを装着し、ALFA ROMEO・ABARTH CHALLENGE 関東 Rd.2に参戦しました。

思ったほどの酷暑にならなかった8月29日(日)、チーム KEEP ON RACINGは4台で参戦し、アルファロメオ・ミトのI選手がレースにエントリー。アバルト TEZZO 595 RT1のO選手、アルファロメオ 156のM選手、アバルト 595のK選手がタイムアタッククラスで出走しました。

アルファロメオ・ミトのI選手は、富士スピードウェイ用(ALFA ROMEO・ABARTH CHALLENGE 関東 Rd.2)から筑波サーキット用に足まわりをリセッティングしたこともあり、いいスタートを切り、終始調子よく走りました。パーツ開発のためのテストを兼ねて参戦したアバルト TEZZO 595 RT1のO選手は、新しい車高調(街乗り用)の限界を知るために走り、ユーザーにセッティングのアドバイスをする際に必要なデータを得ることができました。

アルファロメオ 156のM選手は、今回、156では初のサーキット走行となりましたが、思っていたよりも面白かったそうです。アバルト500を所有しているらしく、今後、それでサーキット走行を楽しむか、または新しいクルマを導入するか、ということをアレコレ考えているとのことでした。アバルト 595のK選手は、徐々にブレーキングが分かってきたので、もうちょっとシビアに制動できるようにしていくことが課題となりました。装着パーツに関しても、もうちょっと何かできることがあるのでは?ということを考えています。

今回も誰一人クラッシュしませんでした。これは各自が日頃からinjured ZEROプロジェクトのスポーツドライビングレッスンを受講し、イベント当日も事前にレクチャーを受けたことが見事に活きて、事故を防ぐことにつながったということです。

チーム KEEP ON RACINGのメンバーと一緒に走ると、現場にサポート要員としてTEZZOのメカニックが来て、空気圧などをチェックしてくれるので、誰もが安全に走ることができます。皆さんも、チーム KEEP ON RACINGのメンバーと共にサーキットを走ってみてはいかがでしょうか。

文:高桑秀典