TEZZO RT1 4Cがアルファロメオチャレンジ第1戦を快走

TEZZO CARSイベント・オーナーチャレンジプロジェクトニュース
2020.02.18

 Team KEEP ON RACINGの2020年シーズンは、去る2月2日に筑波サーキットで開催されたアルファロメオチャレンジ第1戦からスタートしました。

 今シーズンの開幕に向け、4Cのノーマル状態から少しずつパーツを装着することでRT1(アルファロメオ 4C ラジアルタイヤ最速プロジェクト)化を進め、1月中に数回のテスト走行を実施。しかし、第1戦までのスケジュールがタイトだったのでTEZZO RT1 4Cにリアウイングを付ける時間がありませんでした。

 アルファロメオチャレンジ2020において、Team KEEP ON RACINGのTEZZO RT1 4Cは「Sタイヤ装着+改造無制限のSR(スーパーレーシング)」にエントリー。今回もラジアルタイヤでNo.1を目指すというコンセプトのもと、POTENZA RE-12Dを装着し、見事オーバーオールでの予選1位を獲得しました。このリザルトは、RE-12Dの強力なグリップに助けられての結果だといえます。

 12周で争われた決勝では、Sタイヤを装着し、加速性能も優れる予選2番手のアルファ156(改造無制限車)と互角に渡り合い、8周ぐらい抑えることができました。しかし、最終コーナーで周回遅れに引っかかり、アクセルを緩めたときに抜かれてしまって、その後、追いつくことができずに2位でフィニッシュしました。

 なお、リアウイングが無いので高速コーナーではオーバーステアになって本領を発揮できませんでしたが、各部のRT1(アルファロメオ 4C ラジアルタイヤ最速プロジェクト)化が功を奏し、その他のコーナーでは順調に走ることができました。

 次戦はスポーツラジアルタイヤがレースの後半にタレてくることを想定して、前半でいかにマージンを作れるかが重要になるでしょう。

 今後も、injured ZEROプロジェクトのスピリットでもある事故ゼロを掲げる取り組みとして、また、Team KEEP ON RACINGの「チャレンジ」を表現する場として、モータースポーツ活動を継続していきます。

文:高桑秀典