試作品の車高調が装着されたTEZZOデモカーのトゥインゴに試乗

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2023.07.28

パリで磨かれたフレンチコンパクトとして、フランス車好きを中心に数多くのファンを獲得しているルノー トゥインゴは、走ってよし、眺めてよし、という魅力的なRR(リアエンジン、リア駆動)コンパクトカーです。

TEZZOでもデモカーを導入しており、以前、カーボンエアインテークシステム(エアクリーナー)、低ダストブレーキパッド、ノンスリップアルミペダル、フロアマット、トランクマットを装着し、イイ感じになったことをお伝えしました(こちらを参照)。

今回のトピックは試作段階の車高調を足まわりに組み込んだことで、猛暑の中ではありましたが、試乗するチャンスがあったので、ある程度の距離を走ってきました。まず初めにお伝えしておきたいのは、現行型のトゥインゴは既報のとおりRRなので、リア駆動であることをしっかり感じさせる走りを楽しめる、ということです。これはFF(フロントエンジン、フロント駆動)のフィアット 500などとはまったく異なる、後ろからの押され感が強い、独自の乗り味です。

リアにエンジンがあるので、どうしても車体の後ろ側が重くなっていますが、ドライバ―が乗ることで前寄りの荷重が増え、走行時は前輪がしっかり路面を捉えるようになります。もちろん、RRなので後輪が駆動力を路面に伝えていることが分かる走行フィーリングに終始することもあり、トゥインゴのサスペンションは前後バランスのよさがキモとなるわけです。

TEZZOの車高調(試作品)は、素直な挙動を生み出すセッティングになっており、その結果としてノーマルのサスペンションよりも乗り心地がよくなっています。乗り心地がいいからといって足がやわらかいわけではなく、街中では軽快にスイスイ走りつつ、高速コーナーではフロントが踏んばってくれるので、安心してエイペックスに飛び込めました。速度を上げれば上げるほどフラットライドになる点もポイントです。

そして、フロントが軽いトゥインゴは段差があるような道路の継ぎ目などを乗り越えるとフロントにかなり大きな入力があり、驚くことがありますが、TEZZOの車高調は足まわりがちゃんと動くので、継ぎ目を乗り越えても路面からのドスンというイヤな突き上げがありません。さらにセッティングを煮詰め、製品版をお届けできると思うので、ご期待くださいませ。

文&写真:高桑秀典