販売好調なTEZZOカーボンエアインテークシステムの優位性に注目

インプレッション製品・開発物語
2021.06.09

TEZZOが「カーボンエアインテークシステム」と呼んでいるアイテムは、世間一般が言うところのエアクリーナーのことです。エアクリーナーは、エンジンなどの機械で空気を取り入れる際に、ホコリやゴミを取り除く役割をしています。空気を吸い込める量に直接関係することから、エアクリーナーの素材や形状によって、エンジンの特性が変わってきます。

新しい生活様式が求められるようになり、誰もが日常的に使うようになったマスクをしながら運動すると苦しくなりますが、それと同じことで、エンジン内でガソリンと空気を混ぜた混合気を着火させて走っているクルマも、吸い込める空気の量が少なくなると本来の性能を発揮できないわけです。

人もクルマも大切なのはフレッシュエアだということが分かりますが、TEZZOではセンターインテーク構造を採用し、出力とエンジンレスポンスの大幅な向上および燃費の改善、そして、心地いい吸気音を実現しています。

センターインテーク構造にしたのは、フィルターの表面積増大による吸気抵抗と、吸入空気量増加時のボックス内の負圧を低減させるためです。エンジンの回転数が上がるほど吸入空気がボックス中心部を高速で流れ、内壁に近い部分での流速は遅くなります。TEZZOのカーボンエアインテークシステムは、この高速で流れる冷たいフレッシュエアを効率よく活用し、純正のエアクリーナーや通常のシステムよりも空気の充填効率を効果的に高めています。

別の言葉で説明すると、外気をエンジンルーム内の熱の影響を受けにくいカーボンエアーボックスに取り込み、流入速度を高めてエンジン内に圧送するため、出力やエンジンレスポンスの向上、燃費の改善、さらには心地よいい吸気音とターボ車であればアクセルオフ時のバックタービン音を楽しめます。

昨今のクルマはエンジンルーム内に余裕がなく、エアーボックスが長いと取り回しが困難となり、ホースがきつく曲がってしまい、充填効率を落とします。TEZZOはこの問題をクリアするため、エアーボックスの形状を短く大径にし、なおかつジャバラホースとの組み合わせで無理のないレイアウトを実現しています。この優れたレイアウトの実現により、効果的な充填効率を保持しているわけです。

そして、TEZZOカーボンエアインテークシステムは分解式となっており、簡単にメンテナンスできるので、本来の性能を永く楽しめる構造です。フィルターは不織布ではなく、規則的な網目を持つ布フィルターを採用しています。これは、規則的な網目により吸気を整流し、その抵抗を少なくする効果があります。またダストの捕獲性能が高い点もポイントです。

フィルターは乾式のため、メンテナンスが容易です。内側から圧縮空気を吹き付けるか、外側から掃除機等でダストを取り除けば、半永久的に使用できます。

TEZZOカーボンエアインテークシステムは、高効率と高い集塵性、そして、コンパクトという相反する要素を高い次元で両立させているので、この機会に装着してみてはいかがでしょうか?

詳しくは、こちら。

文:高桑秀典