FIA公認HANS対応6点式シートベルトを近日発売!

ニュース製品・開発物語
2022.05.27

装着するのが少し大変ですが、ドライバーの身体を3点式や4点式よりも確実にホールドすることができる6点式シートベルトは安全性が高いです。

シートベルトはハーネスの本数が多ければ多いほど安全なので、6点式シートベルトは装着するメリットが大きい、ということもできるでしょう。

JAF国内競技車両規則の「レース競技における安全ベルトに関する付則」を見ると、フルハーネス式の4点式以上を装備し、競技中は常に装着すること、と書かれています。

さらに、衝突時のサブマリン現象防止の観点から、1本または2本の脚部ストラップを追加した5点式もしくは6点式の装備、装着を強く推奨する、とも記載されています。

ちなみに、サブマリン現象とは、シートベルトを正しく装着していても、衝突時に腰部ストラップが骨盤上を滑り上がり、腹部を圧迫する現象のことです。

やはり、サーキット走行を安全に楽しむためには6点式シートベルトが必須ということで、TEZZOでも6点式シートベルトをリリースすることになっています(近日発売予定です)。

FIA公認で、頭部の前方方向への動きを規制し、クラッシュ時に発生する強い衝撃から頭部や頚椎部を保護するためのHANS(頭部前傾抑制装置)対応なので、TEZZOの6点式シートベルト(初の6点式&初のHANS対応)を装備し、心置きなくモータースポーツを愉しんでください。

※写真は純正シートのため、4点式で装着。

文:高桑秀典