黄砂や花粉に対してボディカバーは万能ではない!

TEZZO CARSインプレッションサービスファクトリーニュース
2026.04.24

2月頃から増え始め、4月中旬に最も飛来し、5月まで続く黄砂は、ユーラシア大陸内陸部の乾燥/半乾燥地域で強風によって数千メートルの高度にまで巻き上げられた土壌/鉱物粒子が偏西風に乗って日本まで飛び、大気中に浮遊あるいは降下する現象のことです。

そして、花粉症の原因となる花粉は、春に飛散のピークを迎えるスギやヒノキだけではなく、1年中さまざまな植物の花粉が飛散しています。

両方とも人間にアレルギー症状をもたらすので厄介なモノとして知られていますが、実はクルマの塗装面への攻撃性も高く、定期的な洗車が推奨されています。

とはいえ、毎日洗車するのは難しいので、ボディカバーで黄砂や花粉の付着を防止したいところですが、風が吹くとボディカバーの内部に空気を巻き込み、その際に黄砂や花粉がボディカバーとホディとの間にフワ~っと入ってしまうことがあります。

いくらボディカバーの内側が起毛処理仕様になっていても、風が吹いてボディカバーがバタバタすると侵入した黄砂や花粉によってクルマの塗装面に細かな擦りキズがついてしまい、愛車の輝きが失われてしまうことになります。特に、ボンネット、フェンダー、ルーフ、トランクといった部分の角がキズだらけになってしまうケースが多いです。

本来、ボディカバーは無風の屋根付きガレージでクルマを長期保管する際に活用するのがベストな使い方だといえるので、青空駐車で強風のときに黄砂や花粉と戦う場合はご注意ください(無風ならボディカバーは効果あります)。

文&写真:高桑秀典