ALFA ROMEO CHALLENGE 2023 Kanto & Tohoku Rd.1にアバルト595が参戦!
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2023.02.01
去る1月29日に筑波サーキットのコース2000で開催された「ALFA ROMEO CHALLENGE 2023 Kanto & Tohoku Rd.1」にTeam KEEP ON RACING(ジェントルマン・ドライバーのためのモータースポーツクラブ)が参戦。アバルト595コンペティツィオーネを駆るK選手がタイムアタック/AB100クラスでコースインしました。
当日は前回の富士に引き続き快晴で、とてもいい状況下で走行することができました。もちろん、今回も現場にサポート要員としてTB Race&Serviceの鈴木メカニックが来て、タイヤの空気圧チェックやトルクレンチでのホイールの増し締め、油脂類の確認(漏れのチェックを含む)等を実施。プラクティスと2本のタイムアタックをすべて安全に走り終えることができました。
なお、前回の富士ではサスペンションに車高調をセットし、タイムアップすることができましたが、今回はタービンアクチュエーターを装着し、ブーストをアップ。より高い領域でのアグレッシブな走りを求め、K選手はパワーアップした595で筑波を走りました。
といった感じだったので、TB Race&Serviceの鈴木メカニックは上記のメニューに加え、車高調の減衰力をストリート仕様からサーキット仕様に変更するといった作業も実施しました。
TB Race&Serviceのファクトリーでやれるだけのことはやっておいたので、当日は余裕を持って行動することができ、朝イチのタイミングで時間があったので、K選手(筑波を1~2回しか走ったことがないので、どのぐらいのタイムを出せるのか分からない)と鈴木メカニックはコースサイドで他の走行枠の選手がどのようなラインで走っているのかをチェックしました。
コンパクトな筑波サーキットは観戦ポイントまで歩いて行きやすいので、第1コーナーの立ちあがりから最終コーナーまでまるまる見渡せる第2ヘアピンのスタンドにK選手と鈴木メカニックが陣取りました。
そして、少し移動してホームストレートから第1コーナーへの進入時の走りも確認。両方を見ながら鈴木メカニックがK選手に「あんなイメージで」と伝え、その後、太田校長によるレクチャーをしっかり受けて走ったことにより、タイムアタック/AB100クラスで2位を獲得しました。
筑波の走行経験がほとんどないK選手ですが、コンスタントに1分10秒をマーク。富士での経験、当日の朝のイメージトレーニング、そして、ログ解析までを含めた太田校長の的確なレクチャーによって他の選手に引けを取らない素晴らしい走りを披露してくれました。
ALFA ROMEO CHALLENGEのようなレースでは、メカニックを帯同させないケースが多いのですが、何かあって走れないというリスクを大幅に軽減できるので、メカニックは必要だといえます。
Team KEEP ON RACINGのメンバーと一緒に走ると経験豊富なTB Race&Serviceのメカニックが的確にサポートしてくれるので、皆さんもTeam KEEP ON RACINGのメンバーと共にサーキットを走ってみてはいかがでしょうか。
2月25日に富士スピードウェイで開催されるアルチャレにも参戦しますので、応援よろしくお願いいたします!
文:高桑秀典