ALFA ROMEO CHALLENGE 2022 Kanto Rd.3/ABARTH CHALLENGE 2022 Kanto Rd.3にチーム KEEP ON RACINGのメンバーが参戦
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2022.07.15
去る7月3日(日)に富士スピードウェイで開催された「ALFA ROMEO CHALLENGE 2022 Kanto Rd.3/ABARTH CHALLENGE 2022 Kanto Rd.3」に、チーム KEEP ON RACINGのメンバーが参戦しました。
今回は4台で参戦し、アルファロメオ・ミトのI選手とアルファロメオ・ジュリエッタのS選手がレースクラスにエントリー。アバルト TEZZO 595 RT1のO選手とアバルト 595のK選手がタイムアタッククラスで出走しました。ミト、ジュリエッタ、595は同じ系統の1.4リッターターボエンジンを積んでいるため、性能が近い4台の走りを比較することができた点も7月3日のトピックです。
各車にデータロガーを積んでいるので、各走行枠が終わるたびに4台から得られたデータを比較。どのコーナーは誰が速い!などを検証しつつ、アバルト TEZZO 595 RT1のO選手と比べることで、チーム KEEP ON RACINGのメンバーにドライビングレクチャーとして的確にアドバイスすることができました。
具体的に説明すると「この選手はボトムスピードは遅いけれどもコーナーの出口は速い」とか「この選手はブレーキを我慢して速いスピードでコーナーに進入しているけど、突っ込みすぎて出口でアクセルを踏めていない」といったことを、同じ系統のエンジンを積んでいるからこそ比較しやすかったわけです。
また、ジュリエッタは車重が重いものの加速が伸びる、とか、595はストレートが速い、といったようなこともデータロガーから得られた各車の走行データを比較することで分かりました。
アバルト 595のK選手は、サーキットを走り始めてから間もないにもかかわらず、TEZZOのLSDなどを組み込んだことで見事タイムアップ。LSDなどを装着することで、こんなにもクルマの動き方が変わるものなのか、ということを体感しました。チューニングの過程で愛車が進化していく姿をサーキット走行において実感できたことは、K選手にとって非常に有意義だったと思います。
なお、今回、ミトにトラブルが出ましたが、メカニックが帯同していたので即座に対応することができました。ALFA ROMEO CHALLENGEではメカニックを帯同させないケースが多いのですが、何かあって走れないというリスクを軽減できるので、やはり、メカニックは必要だといえるでしょう。
チーム KEEP ON RACINGのメンバーと一緒に走ると、現場にサポート要員としてTEZZOのメカニックが来て、タイヤの空気圧などをチェックおよびホイールの増し締め、車両状況の確認等をしてくれるので、誰もが安全に走ることができます。皆さんも、チーム KEEP ON RACINGのメンバーと共にサーキットを走ってみてはいかがでしょうか。
文:高桑秀典