4C軽量バッテリーキット T.BASE軽量バッテリーキットforアルファロメオ4Cを発売。

製品・開発物語
2017.08.31

ダイナミックな走りを楽しめるミッドシップ・プレミアムスポーツカーとして数多くのファンを魅了しているアルファロメオ 4Cですが、FFのジュリエッタ用エンジンをミッドに横置きで積んでいることもあり、パワーユニットの搭載位置が高く、バッテリーも高い位置に置かれています。

そのため、ミッドシップ・プレミアムスポーツカーでありながら重心が高いといえ、そのことがターンイン時に大きなヨー慣性モーメントを発生し、強いロールによって車体がグラッとする挙動として表れ、限界付近での操縦安定性の悪化につながっています。

そこでT.BASEでは、重い純正バッテリーから換装することでヨー慣性モーメントが軽減し、ターンイン時のフィーリングおよび運動性能が格段に向上する『T.BASE軽量バッテリーキットforアルファロメオ4C』(11万3000円)を開発しました。

トータルで約14kgもの軽量化(純正:16kg/T.BASE軽量バッテリーキットforアルファロメオ4C:2.3kg)を図ることができるため、サーキット走行時のみならず、一般道においてもターンイン時のネガな動きが消えたことを体感できるはずです。

 

4Cはレースカーではないので、T.BASE軽量バッテリーキットforアルファロメオ4Cは極限まで軽くしつつも、平素の使用時やサーキット等の過酷な条件下で走行した際にも不安を感じないスペックを追求しました。

具体例を挙げると、バッテリーがすぐに上がってしまったり、サーキット走行時に電圧が下がってしまったりしたらダメなわけです。

そのような事態に陥らないように、T.BASEでは雨が降る夜間に走行したり、サーキットを連続走行(70周ぐらい)して、テストで検証した上で、製品として結実させました。

万が一のアクシデントに備え、専用ケースも開発。固定ボルト数も多めにして、事故の衝撃でも軽量バッテリーが動かないようにしています。また、4Cのエンジンフードには放熱用の網があり、その真下にバッテリーが積まれているため、雨が直接かかるのですが、端子が濡れないように専用カバー(雨除けの蓋)もご用意し、それもキットに含んでいます。

フェラーリと同じように、長距離を走る機会が少なかったり、長期間乗らなかったりするオーナーが少なくないことを踏まえ、キルスイッチも付けました。

T.BASE軽量バッテリーキットforアルファロメオ4Cに換装し、ミッドシップ・プレミアムスポーツカーならではの走りを堪能してみてはいかがでしょうか。