アルピーヌA110用のリアスポイラーを販売!

TEZZO CARS / ニュース / 製品・開発物語
2022.04.28

イタリア車のコンプリートカーおよびパーツ開発が得意というイメージが強いTEZZOですが、基本コンセプトとの親和性が高ければ、よりマニアックなクルマのパーツもリリースしており、フランス車用の各種アイテムも充実させています。

2020年からTEZZO CARSのコンプリートカーとして導入しているアルピーヌA110用のパーツは、その好例です。

今回ピックアップしたのはアルピーヌA110用のリアスポイラーで、エアロパーツを持たないA110ならではの流麗なプロポーションに、まるで純正パーツのように馴染む製品となっています。

アルピーヌA110のトランク形状は接地面が少ないため、ウイングほどは風が当たらないにしても、製品化に際して取り付け部分をどのようにするか?が大きな課題となりました。
 
安全性を第一に考えて工夫とトライ&エラーを重ね、結果的に接着面だけでなく、ステーを追加し、引っ張る力で固定する形状を採用。ステーに関しても試作を重ね、最終的に振動による破損を防ぐため軟粘性の高いアルミ合金を選択しました。

取り付けに関しては、なるべく簡単で、なおかつ、しっかり固定するための工夫が必要となりましたが、ボディなどに穴を開けることなく、元々のボルト穴を利用し、加工ナシで取り付けられるようにしています。ステーは黒アルマイト塗装を施すことで、スポイラー本体に馴染むようになっています。

純正パーツのように馴染む「アルピーヌA110 リアスポイラー by TEZZO」の販売価格は162,800円(税込)。形状と取り付け方を工夫し、美しい仕上がりと精悍なアピアランスを実現しています。

文&写真:高桑秀典