クラス1位/総合2位を獲得したアルファロメオチャレンジ2019 第1戦レポート

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2019.03.09

TEZZOが展開している『アルファロメオ4C RT1プロジェクト』(RT1=ラジアルタイヤで最速/1位を目指すという意味)は、ただ単にクルマの速さを追求しているのではありません。ラジアルタイヤを履いたナンバー付きのTEZZO 4C RT1にて、レース(アルファロメオチャレンジのAR4Cラジアルクラス等)での勝利を目指しています。

去る2月10日(日)に筑波サーキットで開催された『Alfa Romeo Challenge 2019 Kanto & Tohoku Rd.1』では、TEZZO 4C RT1が目標だったクラス1位を初戦で獲得。Sタイヤ装着参戦の無制限改造クラスも含めて総合でも2位でゴールしました。

この日は、ようやく慣らし運転が終わったものの、時間的な余裕がなく、ぶっつけ本番でレースに臨みました。具体的には、2015年モデルのTEZZO 4C RT1に付けていたリアウイング(ダウンフォース強化を目的として新たにステーを製作し、後方に100mm程度移動)や、2015年仕様をベースにリセッティングした車高調&強化スタビライザーをすでに装着していたTEZZO 4C RT1(2019年版のニューカー)に、新たにRT1マフラーやフロントガーニーを付け、さらにDTT ECUチューン(Digi-Tec by TEZZO)のRT1仕様を施工しましたが、テストすることなくサーキットに持ち込んだわけです。

タイヤは最速を追求したリアル・スポーツ・ストリートラジアルのブリヂストン POTENZA RE-71Rを履きましたが、サスペンションとのマッチングができていなかったので、タイムアップすることが分かったものの、ベストなセッティングではありませんでした。なお、レースの前日が雪だったので一切走行できず、当日に15分しか練習できなかったので、それが終わってからPOTENZA RE-71Rのニュータイヤに交換しました。空気圧は練習時のフィーリングをもとに数値を決め、グリップ力が高いニュータイヤにて予選に臨みました。

空力のバランスは、リアウイングのダウンフォースを増やし、ガーニーフラップも付けていたので、予選時に高速コーナーでダウンフォースが効きすぎてアンダーステアになりました。やはり、空力(ダウンフォース)のバランスもとれていなかったのです。

予選では、Sタイヤを履いた最上位クラスのSR(スーパーレーシング)クラスに割って入る走りで2位を獲得。決勝では一時総合でもトップを快走するなど活躍をみせ、クラス1位でフィニッシュ。総合(リザルト)でも見事に2位でした。

今回は予選と決勝が実質的なテストだったといえ、空力バランスの改善点が分かりました。まだまだタイムを縮められるマージンがあるので、これからが楽しみです。

文&写真:高桑秀典