アルファロメオ TEZZO 4C RT1 スタビライザー及びスタビリンクセットをリリース

TEZZO CARS製品・開発物語
2018.06.27

アルファロメオ 4C ラジアルタイヤ最速プロジェクト(RT1)を展開しているTEZZOでは、ラジアルタイヤのブリヂストン POTENZA RE-71Rを履いた想定でアルファロメオ4C用スタビライザーを試作してきました。

 一般的に車高(足)を下げ、サスペンションを硬くするとクルマは速くなりますが、その弊害でサスペンションのストローク量が少なくなって乗り心地が悪くなったり、トラクションが減ったりします。

 ラジアルタイヤ最速プロジェクトでは一般道での乗り心地のよさも確保すべきだと考えているので、直線路では作用せず、コーナリング中に利くスタビライザーに着目しました。サスペンション(ダンパー)をちゃんとストロークさせ、乗り心地のよさを確保しつつコーナリング中のロールを抑制するためにスタビライザーを装着するのが理にかなっているのです。

 TEZZO車高調キット for アルファロメオ4Cとのバランスを重視して開発したので、両製品を装着すると、コーナーでのロールが少なく、それでいて一般道での乗り心地のよさも享受できます。純正のように走行中にワナワナすることもなく、同乗者から乗り心地がいいと言われるはずです(自信あり)。

 スタビライザーの硬さは前後とも純正比:約2倍で、取り付け位置の変更によって強弱調整が可能となるボルト穴がフロントが2つ、リアが3つ設定されています(セッティングの幅が広がる仕様となっています)。テスト走行で得た穴位置毎のデータはお伝えできるので、各サーキットのコースレイアウトや天候によってセッティングを変えてみるといいでしょう。

アルファロメオ TEZZO 4C RT1 スタビライザー及びスタビリンクセット

販売価格: 182,520円(税込)

※オプションにより価格が変わる場合があります。

※詳細、仕様等は製品ページよりご確認ください。

文:高桑秀典